27:風が強く開翅はなく越冬個体のねぐらA、B、Cに変化なし。
28:風がなく開翅があり越冬個体のねぐらBに変化あり。大変面白い生態を観察
することが出来ました。ヒメオオさん は、本日来るべきでした。
朝9時頃のねぐらBの様子で、前日同様ムラサキシジミ3頭います。

11時頃再訪すると、ムラサキシジミ1頭しか見当たらず。前日より気温は2度C程
低めですが風がなく蝶体感温度は高く飛翔に出た個体が2頭いたようです。

11時半頃再々訪すると、樹の正面下に飛び出した個体が止まっていました。

すぐ全開翅してくれました。雌個体です。

すぐ右側にもう1頭雌個体が開翅していました。

ここまでは想定内でしたが、ハップニングが起きました。マーク外の雄個体が舞い降
りてきて開翅してくれました。すぐ樹の頂上近くに飛び去りました。

面白いことはまだまだ続きます。12時頃ねぐらBにムラサキシジミ1頭が戻ってきま
した。

残りの1頭が戻るのを午後2時頃まで待ちましたが叶いませんでした。もし叶ったら
それは出来過ぎでしょう。
で心配でしたが朝9時頃に訪れると、何と居てくれました。

UPします。2頭います。上側は、雌個体のようです。(Aねぐら)

判りにくいので葉をどけての撮影ですが、ピンボケでした。

樹の正面側を調べるとムラサシジミも
利用しています。そこにいるという前提で探さないと見つかりません。(Bねぐら)

やや離れた右側にもう1頭ムラサキ

昼頃再訪すると、ムラサキツバメが3頭に増えていました。いや良く見ると中央個体
は、ムラサキシジミです。(Aねぐら)

観察中に越冬個体とは別に飛翔ムラサキツバメ雌個体を見かけました。

飛翔ムラサキシジミ雄個体も見かけました。

まとめると計
Iさんありがとうございます。
越冬個体:ムラサキツバメ
飛翔個体:ムラサキツバメ1頭(雌)、ムラサキシジミ1頭(雄)
でした。仕方なく別ポイントへ向かう為駐車場に戻ると久し振りのIさん、Kさんに
お会いしました。お聞きすると椿垣根で待機観察しているとのこと。雑談をしてい
ると何とムラサキツバメ/シジミ雄個体が各々2、3頭乱舞を始めました。
これだけのシーンをこの場所で観察したのは、5年振りでしょうか。
先ずはムラサキツバメの紹介です。

UPします。翅が最も美しいのは1、2ケ月前でしょうか。

この蝶には珍しいハの字開翅です。

この後垣根枯葉に潜り込みました。越冬集団を撮りたいものです。

次は、ムラサキシジミです。

フラッシュONで開翅瞬間です。

全開翅シーンです。
