いつもの公園ハチ巣箱ポイントです。この日の狙いは、ステップ毎の写真撮影です。
ムツバセイボウの托卵過程
カッコウは、他の鳥の巣に卵を産み育てさせる習性があります。これを托卵と
呼びます。ハチの世界でドロバチに寄生して托卵するのがムツバセイボウです。
ステップ1:写真1、2、7
ドロバチAの穴をうかがうムツバセイボウBの姿がある。Aが穴から出たり入った
りを繰り返す。Aが穴から離れるとBが穴に近づき、穴に入るがすぐ出てきて待機
している。
Bがチラッとのぞいただけで托卵せずにAの巣穴を離れたのは、まだ卵を産み
つけるタイミングではないことを確認したためだろう。Aが我が子のためにたくわ
えるエサ(蛾の幼虫/これがB幼虫の餌となる)の貯蔵量がまだ充分でなかった
からと判断したのだろう。
ステップ2:写真5、6
Aは、エサを充分蓄えると育室を仕切るための葉を巣穴にせっせと運ぶ。
この後産卵する。
ステップ3
Bは、産卵の邪魔になる葉を巣穴から引っ張り出し外に捨てる。
この後産卵する。
ステップ4:写真3
Aは、Bの托卵に気づかずに巣穴を泥で塞ぐ。
ステップ5
A、Bの卵→幼虫→羽化成虫は、巣穴の泥を破って外に出る。
以下はこの日撮影した写真の説明です。
写真1:さっそく巣箱フレーム部でムツバセイボウを見かけました。

写真2:上下の向きを変えました。

写真3:先週観察した細竹穴は、泥で塞いでありました。

写真4:別の細竹穴に出入りするドロバチが目に入りました。

写真5:葉をくわえて穴に入った瞬間です。

写真6:穴から出る瞬間です。

写真7:さらに別の細竹穴をムツバセイボウが覗くシーンです。


UPします。中央のハート型太竹の中に細い竹があります。
ここに出入りする2種のハチを見かけました。両種共動きが速くその瞬間を撮影出来
ませんでした。

最初のハチが竹穴から出て葉に止まりました。オオフタオビドロバチです。

2番目のハチが竹穴から出て巣箱のひさしに止まりました。ムツバセイボウです。

UPします。別名「宝石蜂」と言われる所以のまばゆいばかりの美しさです。

一連の動きをネット検索するとズバリ下記回答がありました。
宝石蜂「ムツバセイボウ」
カッコウは、他の鳥の巣に卵を産み育てさせる習性があります。これを托卵と
呼びます。ハチの世界でドロバチに寄生して托卵するのがムツバセイボウです。
ドロバチAの穴をうかがうムツバセイボウBの姿がある。Aが穴から出たり入った
りを繰り返す。Aが穴から離れるとBが穴に近づき、穴に入るがすぐ出てきて待機
している。
Bがチラッとのぞいただけで托卵せずにAの巣穴を離れたのは、まだ卵を産み
つけるタイミングではないことを確認したためだろう。Aが我が子のためにたくわ
えるエサ(蛾の幼虫/これがB幼虫の餌となる)の貯蔵量がまだ充分でなかった
からと判断したのだろう。
2人のカメラマンの方が熱心に何かを撮影されているのが目に入りました。
花だと思い近づき過ぎて、お叱りを受けてしまいました。花のそばに看板があり、
被写体にやっと気づきました。生涯初見となるルリモンハナバチがメハジキに吸蜜
に来ていました。幸せを呼ぶブルービーがなぜこの花に来るのかネットで調べると、
次のような明快な回答がありました。
「プロの昆虫写真家によると、このハチを見つける早道は大好物のメハジキをさがす
ことである。」この花が咲いている間は、観察出来ると思います。お盆までもつかな?

花の左側に止まりました。

花の右側へ移動しました。

飛び立った瞬間です。

正面からのアングルです。
