埼玉北部 オオウラギンスジヒョウモン2016/09/25⑤
2016年 09月 30日
表翅が撮影出来なく判断に迷いました。実は3年前にも同じような記事を掲載して
複数の蝶友からコメントを頂き、意見が分かれました。
今回「蝶博士」に事前に同定をお願い致しました。オオウラギンスジヒョウモンの雌
個体だそうです。
「フィールドガイド日本のチョウ」記載の識別点とネット検索の結果がかなり違うこと
が要因の一つです。「フィールドガイド日本のチョウ」の両種雌個体の識別点に下記
不適切な表現があると思いました。
1)ウラには前翅裏に⑦白斑がある。→白斑がない個体もいます。
2)オオの後翅裏は濃緑色。→一般個体は両種共茶色で明確な差なしです。前翅裏
頂部は濃茶色でこれが特徴です。
3)同定時は複数の要素を総合的見ることが重要で、下記識別点を追記すべきです。
→前翅外縁はウラは直線的、オオは窪みがある。
さて本題の蝶の紹介です。ノアザミで見つけました。
ストローが見えます。
下からのアングルです。
コンデジによるUP撮影です。
下からのアングルです。